令和7年1月23日 今年第一回目のステーション会議でした。
1月は虐待予防についての勉強会の月です。
令和6年9月10日に所長が倉敷市休日夜間急患センターで開催された『高齢者の虐待防止と権利擁護』についての勉強会に参加した資料をもとに事業所内への報告と学習を行いました。
高齢者虐待についての概要、支援体制、事例共有を通じて、早期介入・早期解決のための視点を共有するため
(1)高齢者虐待とは?
(2)虐待対応の一連の流れ
(3)関係機関との連携についてを学びました。
高齢者虐待の分類
身体的虐待、介護等放棄(ネグレクト)、心理的虐待、性的虐待、経済的虐待があり虐待行為の内容として、身体的虐待65.3%、心理的虐待39.0%、ネグレクト19.7%、経済的虐待14.9%、性的虐待0.4%であり『身体的虐待』+『心理的虐待』のように複合的に起こっていることが多いこと、虐待対応の一連の流れから事実確認を行うことが必要である。
その時に高齢者虐待対応6つの留意点として、
①虐待に対する『自覚』は問わない
②高齢者の『安全確保』を優先する
③常に『迅速な対応』を意識する
④必ず『組織的』に対応する
⑤関係機関と『連携』して援助する
⑥適切に『権限を行使』するがあげられます。
このように内容はとてもわかりやすく詳しく説明され、虐待に関し深く学ぶことができました。
今後も日々の訪問業務の中で在宅のご家族と利用者様との関係性で何か不信に感じることがあれば事業所間で共有し早期発見・早期対応できるよう努めていかなければならない。
そして連携できる事業所の方々とも連絡をとり早い段階で問題解決に繋げていかなければならないと感じました。
充実した勉強会となりました。
